このたび、下記の要項で展示会に出展する運びとなりました。
是非ご来場賜りますようご案内申し上げます。
■ 展 示 会 : 第2回 高機能セラミックス展
■ 会 期 : 2017年4月5日 (水) ~ 4月7日 (金)
■ 時 間 : 10:00 ~ 18:00〔7日(金)のみ17:00終了〕
■ 会 場 : 東京ビッグサイト
■ 当 社 ブ ー ス : 東4ホール 7-16
■ 展 示 内 容
■出展社による製品・技術セミナー ( 聴講無料・事前登録不要 )
【基礎編】微粉砕・分散技術のご紹介~ビーズミルを使いこなすために~
日 時 : 4月5日(水) 12:20 ~ 13:20
会 場 : 事務局にて調整中
ビーズミルの粉砕・分散効率に影響を与える因子として、粉砕室やアジテータの形状、運転条件などがあるが、なかでもビーズの影響は大きい1)、2)。ビーズには径や材質(密度)などの因子があり、「(1) 1次粒子の粉砕なのか、2次粒子(凝集体)の分散なのか」「(2) 砕料粒子径」「(3) 砕製物粒子径」「(4) 粒子の硬さ」「(5) 粒子の密度」「(6) スラリー粘度や密度」など考慮して選択する。ビーズ径の選択の目安として、砕料のzui大粒子径の10~20倍の大きさを用いる。また、ビーズ径の約1/1000が砕製物の到達粒子径(メディアン径)の目安となる。
粒子が小さくなると粉砕するエネルギーが減少するため(ただし単位質量当りの破砕エネルギーは増大する)、単位時間当たりの粒子とビーズの衝突回数を増加させることが重要となる1)。その対策として微小ビーズを使う。これは、ビーズの個数はビーズ径の3乗に逆比例するため、微小ビーズを用いるとビーズ同士の接触点が多くなり、スラリー中の粒子とビーズが接触する確率が高くなるためである。しかし、ビーズ径が小さくなるとビーズの質量も3乗に比例して小さくなるため、ビーズが粒子に与える粉砕力は小さくなる。これを補うためには密度の大きい材質のビーズを選択するか、またはアジテータ周速を速くする必要がある。
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